コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【コンサート】上岡敏之/新日フィル シベリウス4番/ベートーヴェン6番 2日目

<演目>

シベリウス作曲 交響曲第4番イ短調 op.63

ベートーヴェン作曲 交響曲第6番ヘ長調『田園』op.68

 

<演奏者>

コンサートマスター:崔 文洙

指揮:上岡敏之

新日本フィルハーモニー交響楽団

 

この日はノット/東響のオープニング・コンサートのダブルヘッダー

ダブルヘッダーを国内でやるのはこれが初めてかもしれません(海外では1度経験あり)。

 

演奏はTwitterで中の人がつぶやいていた通り、前日とはかなり異なるものでした。

上岡さんの体調や2日目でオケにイズムを染み込ませたからなのか、理由は分かりませんが、シベ4、ベト6ともに前日より5分くらいはテンポが早くなっていたと思います。

シベリウスではそれが顕著で、流れの良さや聴きやすさでは今日ですが、個人的には前日のような極限の音を絞りだすような表現が好きですね。

逆に今日は後半のベートーヴェンにウェイトを置いていたように思います。

すごく大きなの差こそなかったものの、昨日よりはやや踏み込んだ表現になっていました。

 

さすが土曜日だけあって、昨日よりもお客さんは多め。今日は楽屋へは行かず、サイン会の列に並んでました。

楽屋から出てくるまで時間がかかって、中から毎度おなじみの江川紹子さんが出てきてました。

U野さんはたぶん来ると思ったんですが、姿を確認するは出来ず。

 

サイン会の後は時間には若干余裕はありましたが、人身事故とかあるといけないので、割と早めにノット/東響のコンサートがある川崎へ向かいました。