コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【コンサート】コジ・ファン・トゥッテ/SKD 2014/5/11(Sun)

〈演目〉
モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ

 

〈演奏〉

Musical Director: Omer Meir Wellber 
Staging: Andreas Kriegenburg 
Set Design: Harald Thor 
Costume Design: Andrea Schraad 
Lighting Design: Stefan Bolliger 
Choreinstudierung: Wolfram Tetzner 
Dramaturgy: Stefan Ulrich 
Choir: Sächsischer Staatsopernchor Dresden

 

ハンブルクを後にして、ドレスデンへ移動。

ベルリンで乗り換え。

ところが、ベルリンでは20分も乗り継ぎ時間がなく、しかもトイレは€1(ドイツの駅はだいたいどこでもそうですが)かかるので、結構ぎりぎりでした。

しかも荷物を棚の上にあげようとしたところ、あまりの重さに手に力が入らず、ブラジル系のお兄さんに手伝ってもらったものの、スーツケースがメガネを直撃してフレームが割れてしまいました。

 

ドレスデンの印象はハンブルクとは正反対。ゴミがほとんど落ちてなくて、旧東独の暗さがほぼ皆無。ライプツィヒの印象が強すぎるので、ちょっと驚きました。

ホテルはタクシーで駅から10分もかからないところ。ゼンパーオーパーまで10分ちょっと。

最近出来たホテルらしく、すごく新しいし、対応も素晴らしかったです。

ちなみにメガネの件を話したところ、ホテルには瞬間接着剤はないらしいので、次の日にメガネ屋に行くことに。

やっと「湧くような」食欲も出てきて、サブウェイのサンドイッチを食べつつ、教会の真下のベンチに座り、春風を浴びながら日曜日を楽しんでいました。

 

この日は自分が苦手なモーツァルトでしたが、頑張って?コジ・ファン・トゥッテを観てきました。

19時開演、18時に起きたのですが、やたらと起きるのが辛くてちょっと尻込みしてしまいました。

 

ゼンパーオーパーには初めて行ったんですが、すごくいい場所ですね。

隣にはツヴィンガー宮殿があり、見どころが本当にたくさんある。

 

コジは正直演奏家も話の内容も分からなかったのですが、過剰すぎず、しかも割と新しい演出で好感が持てました。

ちなみに指揮者はイタリア・オペラを得意としながらも、リヒャルトも振り、グントラムを振る予定もあるそうです。イスラエル人でバレンボイムに師事しているとか。

 

チェンバロは指揮者の弾き語りでしたね。

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聴衆の盛り上がりはどちらかというと今ひとつ。ブーイングが起きるような内容ではなかったですし、歌手もよかったと思いますが、もうちょっと弾けた部分が欲しかったとの事実。

ただ、これで少し「モツアレルギー」が取れました。

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