遅くなりましたが、去年の最後のコンサートレビュー。
--------------------
崔文洙/上岡敏之のデュオコンサート。
「いかにもクリスマスって曲はやりたくない」と話していたお二人。
かなり渋い演目になりました。
J.S.バッハ/ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ホ長調 BWV1016
シューマン/ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 作品121
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品134
卓越した2人のテクニックはもちろんのこと、呼吸がこんなに合っているデュオは聴いたことがなかったです。
ヴァイオリンの崔さんを立てつつ、ピアニストとしての腕を遺憾なく発揮した上岡さん。崔さんを時々見ながら一体となってメロディーを奏でていく姿は指揮者でもあり、劇場の人だと改めて認識。