欧州滞在の初日は、ラトル/バイエルン放送響の『ラインの黄金』
席は18ユーロの後ろの席だったけど、そんなことが全然気にならないほどの見通しと音の良さ。
ミュンヘンの友人と待ち合わせをしていたんだけど、なんと隣の席ということが分かりびっくり。
さて、演奏だけど、ラトルらしく縦の線を重視するエッジの効いたアプローチ。ただ、このオケのソロパートの巧さ、弦の厚みと温かみがうまい具合に作用し、フォルテシモでもBPhのように耳をつんざくような煩さがない。
BRとは相性がよさそう。出来れば2018年からはほぼ客演実績のないロンドン響ではなく、こちらを選んで欲しかった。
そして、歌手は版石の布陣。特にヴォーダンとフリッカが圧巻だった。
終演後は出待ちをして、概ね歌手からのサインはゲット。しかし、ラトルとのツーショットは彼の時間がなくて叶わず。
その後は友人と1年ぶりにビール飲みながらクラシックトーク。
話題が尽きることなく、あっという間に23時過ぎ。
ホテルに戻ったのが24時。
明日はベルリンへ飛んで、ネルソンス/BPhでマラ5