これまで仕事でバタバタしており、ようやく落ち着いて2月下旬から3月いっぱいは春休み。
本来であれば、欧州現地指導にいくところではあるが、もう一つの趣味である、自転車のシーズンが始まるので国内のコンサートを謳歌しつつ、トレーニングに励む次第である。
さて、時は遡って去年12/4(金)のヴァンスカ/読響
指揮:オスモ・ヴァンスカ
読売日本交響楽団
曲目
シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 作品82
シベリウス:交響曲 第6番 ニ短調 作品104
シベリウス:交響曲 第7番 ハ長調 作品105
以前のシベ2はフォルテがうるさかったと聴いて見送り。
しかし、前の週のシベ1が超名演だったと聴いて、当日券で急遽行くことにしたコンサート。
自分はシベ5-7の中で5番が最も好きだ。
友人では6番が好きな人が多い。
感想はこれが本場のシベリウスか!と思った。
ヴァンスカは特にオケを煽ったりしないが、ひんやりとした空間、弦が魅力な読響ではあるがいつも
とは別な音が出ていた。
この曲を完全に手中に収めているのかと思えるほどだった。
特に5番の圧巻の響き、ホルンは日橋さんが乗っていた。
後半は編成が日橋さんが降りて6,7番。
あまり6,7番は好きではなかったのだが、6番の空気感が絶妙であった。もちろん、最後の7番素晴らしかったが
6番はこの曲へのイメージを変えてしまうほど。
本当に凄い体験をした。読響の持てる力を120%発揮したのではないか。