第1831回 定期公演 Bプログラム
R.シュトラウス/変容
シューマン/ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 作品30
N響のB定期という、サントリーホールでの公演はいつも満席なのだが、水曜日だけカメラ席というものが開放される。
(開放されないこともある)。
この日は午後に休みが取れたので、カメラ席を狙っていったが、思いのほか仕事が延びてしまい、着いたのは16時過ぎ。
それでも既に10人少々人がいた。
当日券は15枚のみ。1人1枚のみとなっている。
自分は13-14番目で、なんとかセーフだと思っていたら、中国人がいきなりもう1人召還してきて、2枚購入して、目の前で売り切れ。
さすがにこれではアンフェアでしょう、と列の写真を見せたところ、かろうじてB席を1枚出してくれた。
あまり国籍で差別はしなくないし、自分は反中、反韓のようなのが嫌いなのでこういうことは言いたくないのだが、やっぱり中国人はマナーを守らないのだなと思った。
ちなみにドイツでも似たようなことがあるらしく、昼間から並んでも買えないため抗議デモが起こることがあると友人から聞いた。
2階の一番奥ではあるが、とても音響がよく、素晴らしい席を出してもらった。
ここの席、日フィルならA席だったと思う。
演奏会は期待に違わず、N響の芳醇な弦がより鮮明に聞こえた。
それに休憩中に友人と親しい職員の方にご挨拶をしたら、名前を名乗ってもいないのに第一声が「先ほどは申し訳ありませんでした」と謝られたのであった。
そして、友人の名前を出したら、楽しそうにお話をされていたのであった。
放送オケで半ば公務員であろうに、こういった人徳のある方がいらっしゃるオケなら、定期会員になると決めたのは一瞬であったといえよう。
(演奏の感想が少なくてごめんなさい)