コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【コンサート】B→C 荒川文吉オーボエリサイタル 2016/05/17(Tue) @オペラシティ、リサイタルホール

アーノルド:オーボエとピアノのためのソナチネ op.28(1951)
J.S.バッハソナタ 変ホ長調 BWV1031(原曲:フルートとチェンバロのためのソナタ
マドセン:オーボエとピアノのためのソナタop.22(1977)
デニゾフ:オーボエのためのソロ(1971)
ロヴレーリオ:ヴェルディの歌劇《仮面舞踏会》による幻想曲 op.44
北爪道夫:歌う葦 ─ オーボエとピアノのための(2013) 
ドラティ:ドゥオ・コンチェルタンテ(1984)

荒川文吉さんのオーボエリサイタル。
公演を知ったきっかけは、先月の上野さんのB→Cでチラシを見たことと、ピアノの黒岩さんが出演するから。

何気にオーボエのリサイタルは初である。
予定枚数が既に販売終了したので、当日朝に電話してチケットをゲットした。

確かなテクニックに裏付けされた明瞭な音で、デニゾフ以外は無調な曲はなかったので、親しみやすい選曲だったといえよう。
この日は友人も連れていったが、満足してもらえたようで何よりだった。

それにしても文ちゃんの相性で親しまれている荒川文吉さんの人気っぷりはすごい。
同門と思われる人たちに囲まれて、サインや写真を求められていた。

個人的にはなぜかほとんど演奏されることのない、マドセン、アンコールのプーランクがツボであった。

次回は8/26(金)に武満作品のソリストとして演奏されるそうで、指揮がなんとタン・ドゥンと三ツ橋敬子さん、トロンボーンにコンセルトヘボウ首席のファン・ライエン、、、
これは行くしかない。

 

 

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