コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【欧州現地指導】2018/01/27(Sat) - 2018/02/10(Sun) Day9 ギルバート/ミュンヘン・フィル

2/3(日)である。

旅行も後半に差し掛かり、もう1週間かという思いと、あと1週間もあるのかという思いがある。

というのも、この先はオフの日が多いので、割と暇する時間が多そう。

先々のコンサートが楽しみな半面、ホームシックか感じが出てくる。

 

朝ごはんもすっかりおばさんにも顔覚えられてきて、ちょくちょく雑談するようになってくる。ミュンヘン全体そうなんだけど、向こうは最初は容赦なくドイツ語。

このおばさんも英語を話す気はなさそうで、ドイツ語で会話していた。

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この日は11時からギルバート/ミュンヘン・フィルのコンサート。

 

外はあいにくの雪模様。

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チェリビダッケの胸像に手を合わせつつ、会場に。

 

ミュンヘン・フィルはだいぶチケットが受け取りやすくなってて、予め印刷したバーコードをかざすとチケットが出てくるシステム。

 

前はAbendkasseに行って、パスポート見せろとまで言われるくらいだったのに、学生証の確認もされなかったこの変わりよう #とは

 

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曲目はバティアシュヴィリの弾くシベコンと、エルガー交響曲第1番。

大好きな組み合わせだ。

 

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バティアシュヴィリの弦の繊細さは想像以上で、彼女が美貌だけでなく卓越したヴァイオリニストであることを痛感した。

弱音の使い方が素晴らしい。

 

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一方でエルガー交響曲第1番は大好きな曲なのだが、ギルバートの指揮がいささか粗
い感じ。

全体の流れは悪くないものの、フォルテでの粗さと、丁寧な第3楽章でもデッドなガスタイクのせいか、音に明瞭さがない。

 

 

 

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帰りは晴れたと思ったら、お天気雪のような天気であった。

 

でも13時終わるコンサートはいい。

14時から始まるコンサートは他に予定が立てにくいので好きじゃないけど、11時や18時スタートのコンサートは歓迎。

日本にも11時のコンサート定着してくれないかな(東響は一部実施してるけど)。

 

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ホテルに戻ってからは、日本で中途半端に残してきてしまった仕事があったので、それを2-3時間かけて資料作成、あとはメールチェック。

 

昼寝して、夜はホテル内のバーで軽食摂って就寝。

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