コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

2018/12/21(Fri) 欧州現地指導 9日目

6時に目が覚めたので、所要で日本に電話。

 

その後に少し寝たものの、将棋の竜王戦が気になって、8時以降は起きていた。

 

9時半朝食。

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ここのホテル、朝食もいいし、食堂も広いんだけど、自分以外に誰もいないのが気がかかり。

まだ新しいんだけど、大丈夫なんだろうかと心配になってしまった。

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バナナが大量にあったので、もらってくる。

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竜王戦は昨日の段階では羽生竜王が指しやすそうだったが、いつの間にか攻めをいなされて、一気に反撃される。

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端にいた王様を狙われ、そこで粘れず一気に劣勢に。

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広瀬八段、数年前に羽生竜王にこてんぱんにやられたときはこんな魂を抜かれた顔になったと話題になったが、あれから数年、フルセットにまで持ち込んで、堂々の新竜王戴冠である。
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羽生竜王はタイトルを27年ぶりに失い、羽生九段になった。

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国内でもう一つ気になるのが、TAKUYA∞の生誕祭。

昼間に女祭りをやって、夜に男祭りをやるという、前代未聞のライブ。

これにも相当行きたかったんだけど、悩んだ末に今回の欧州現地指導を選んだ。

ちょっとこれでホームシック。

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でも最後の夜はコンサートを楽しもうってことで気持ちを切り替えてホールに向かう。

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前の車が黄色のRX-8だ。

ヨーロッパではかなり珍しい気がする。

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ゲヴァントハウスに到着。

外は弱い雨が降っている。

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聴いた席が昨日よりもかなりオケに近かったのもあるけど、明らかに昨日よりオケの密度が濃く、各パートの連携もうまくいっていた。

本当に素晴らしい、がっちりした構成の中にも敬虔な祈りが伝わってくるようなブルックナー。会場の雰囲気も昨日とは全く別物。

 

ネルソンスの指揮は年々コンパクトになっているけど、表情一つでオケの響きを変えるほど威厳とカリスマ性が増してきていて、ここ5年で別人のように深化しているなとしみじみ。

そして、スコアの読みが本当に深い。

 

最後の欧州遠征に相応しい演奏会だった。

ちなみに今日は携帯は一切ならなかったw

 

終演後、ネルソンスに会えた。

ベルリンから来ているという夫妻と共に出待ち。

 

ネルソンスにブル9のCD化楽しみにしてるって伝えたら、自分もだよと言っていたし、今日は本当に楽しそうだった。

会心の演奏だったんだろう。楽章終わるごとにもコンマスとニコニコしていたし、団員も笑顔。

ボストンのみならず、このオケからも愛されているな。

 

エストロ、メリークリスマス、そしてよいお年を。

演奏会の感想、来年5月に会えること楽しみにしてる旨、しっかりと英語で伝えられた。
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帰りはどこも空いていないので駅前のバーガーキングで。

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ボリュームあるけど、しっかり食べた。

 

今回の旅行は最高の締めくくりに相応しい夜だった。

やっと英語、ドイツ語にエンジンがかかってきたタイミングで去るのはもったいないが、次は宿題をしっかり持ち帰って、また戻ってきたい。

 

明日はほとんど移動で終わり。フランクフルトからの飛行機に乗るために11時から鉄道移動。

 

旅が終わるまで気を引き締めたい。