<演目>
ニールセン:交響曲第4番《不滅》
<演奏>
指揮:山田和樹
ゲスト・コンサートマスター:高木和弘
昨日食べかけでそのまま残したしめ鯖を今朝食べたら当たってしまったらしく、2回ほど下して、しかもコンサート前に熱まで上がってきました。
今週は疲労がかなり溜まってたみたいで、10日ほど前からの口角炎が未だに治ってくれません。
前もヤマカズの英雄を当日券で買いに行こうと思った夕方にインフルエンザのような症状(結果は陰性)で断念。
でも、熱はあるものの、お腹はなんとか治まってコンサートへ。
13時からのプレトークから楽しみました。
ヤマカズさんのお話はすごく面白くて、いつも時間がオーバーになってしまうほどお話し好き。
火の鳥の版の数の話から、ニールセンが生まれた故郷とそこへ行ってきた時の話。
あとデンマークや北欧系の言語の特徴など。
きっと師匠のコバケンさんの影響を強く受けてるような気がします。
いつも音楽をわかりやすく、初心者にも分かりやすく、そして宣伝も兼ねながらファンサービス満点なところは大好きです。
ちなみに日フィルとの共同制作で本を出したらしいのですかさず購入。
子供向けらしいですが、オケの対向配置について書かれていたり、とても面白いですね。
プレトークの後は友達と日陰で休憩。
火の鳥は1919年版が一番多く演奏されますが、全曲版ってかなり珍しいんじゃないでしょうか。
実はあまりストラヴィンスキーって得意ではなくて、火の鳥はまだいいんですが、特にペトルーシュカとか苦手です。
でも、そんな45分も全然長く感じることがなく、時々出てくるバンダの活躍に目を見張りながら、あっという間に前半が終わりました。
東響が弦なら、日フィルの魅力は盤石の金管でしょう。しかもこの日はゲストコンマスの高木さんがオケをグイグイと、そしてソロの場面では耽美的に弾いていて、あっという間にファンになってしまいました。
後半はニールセン。もうおなじみの4番ですが、2台にティンパニが炸裂するのをオケが見事にサポート。この曲では金管もさることながら、高木さんがリードする弦がよかったです。当たりが柔らかいながらもパンチ力にも事欠かない絶妙なヤマカズさんの手綱捌きにはいつも驚かされます。
終演後にはヤマカズさんと高木さんに会いに楽屋へ。
ヤマカズさん、特に最近購入した仙台フィルのCDがあまりにもよかったので、サイン頂いてきちゃいました。
マエストロ曰く、仙台フィルは今、最高の状態にあるとのこと。
5/16,17にコンサートがあるらしいんですが、その時は欧州遠征、、、
さらに高木さんのところへも。後から年齢知ってびっくりしたんですが、自分よりもはるかに年上でした。とてもそう見えないくらいお若い。
そして、ものすごく腰の低い方で、ソロの予定がないか伺ったところ、5/11(日)に開催さえるそうで。チラシまで頂いてしまいました。
しかも指揮は昔から知っていながらなかなかお会いしたことのない阿部加奈子さん。
欧州の予定と重なって行けず、とはとても言えず、、、。
次回のヤマカズさんと高木さんのコンサートは欧州の予定と見事に被ってしまい、泣く泣く断念せざるを得ないのが残念極まりない。
コンサートの後は友達とカフェで19時くらいまで話していました。
懸念だった熱もすっかり引いて、食事も普通にとれるようになっていました。
帰ってからは明日のノットに備えて早めに就寝。