先週に続き、イザベル・ファウストの演奏会に行ってきました。
研修が早く終わったとはいえ、ノートPCに4日分のテキスト4冊持って歩いてヘトヘトでした。
しかも、初めて行った会場だったんですが、駅から歩いていく途中にこんな坂があるなんて。
<演目>
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ 第29番 イ長調 K.305
シューベルト: 幻想曲 ハ長調 作品159 D934
シューマン: 3つのロマンス 作品94
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
以下、アンコール
シューマン:インテルメッツォ
ブラームス:F.A.Eソナタよりスケルツォ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番より第2楽章
<演奏>
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
元々、明日開催される王子ホールのコンサートに行く予定だったんですが、発売1分もしないうちに売り切れるほどの人気で断念。
そちらはブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲でした。でも、今日の演奏会のアンコールだけでその分も満たされてしまった感。
というのはシューベルトのD934が凄すぎたので、それだけでも今日聴きに来てよかったと思いましたし、アンコールで明日の公演の聴きどころを弾きて頂いたので贅沢過ぎます。
後半のシューマンの夢を見ているような哀愁漂う美しさ、ブラームスの芯の強さと枯れていく美しさ(特に第2楽章のアダージョ)、
ファウストはやっぱり凄いなと改めて思いました。
最後はなんとアンコールを3曲も。
会場も熱気に包まれながらも、前回とは違ってサイン会もほのぼのした雰囲気。
しっかり感想を伝える余裕もありましたし、室内楽の演奏でこそ、ソリストを味わうには最適だなと思いました。
ファウストはいつも笑みを絶やさない人ですが、メルニコフは表情を崩さない人。
でも、最後の最後は笑顔でした。
桜木町という遠い場所だけど、本当に行ってよかった。
明日も明後日も演奏会は続きますw