コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【ネットラジオ】ネルソンス/BSO のマーラー:交響曲第6番

ネルソンスは時々マーラーを振っていたが、5番や9番、8番に限られ、マーラーイヤーだった2011年もCBSOとは全曲取り上げなかった。

(記憶が正しければ、2,5,8,9番のみ)

2010年のNDRとの録音や、2011年のCBSOとの9番を聴いても、彼らしくなくどうもギクシャク感が拭えなかった。

 

しかし、今年になり、アバド追悼コンサートでは3番の終楽章を取り上げ、今回BSOとは6番を取り上げることになった。これが非常に素晴らしい出来で驚いた。

下のリンクから視聴可能。

The Boston Symphony Orchestra in Concert

 

アンダンテのカンタービレの素晴らしさ、そして棒に迷いがなくBSOの機能性を生かしながらクリアで抜けのいい終楽章、ようやくマーラーをものにした感あり。

これなら、BPhとの5番も非常に楽しみになった。

 

ちなみにBSOへのデビュー曲はマーラーの9番だったらしい。

(残念ながら今のところ録音は持ってない)