コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【コンサート】上岡敏之/ヴッパタール響 ブラコン/シューマン2番  2015/04/27(Mon)

今日はライプツィヒからヴッパタールに移動して、上岡さんとヴッパタール響を初めて聴いてきた。

ザールは2回もあるのに、、、

ライプツィヒからケルンの移動は長かったので、寝てようかと思ったけど、不思議と眠たくならなかったので、帰国後の予定立てたり。

20分遅れでヴッパタール到着。

ホテルはコンサートの裏w

部屋も広いし、アクセスはいいし、申し分なし。

コンサートはブラコンから始まり、シューマンの2番。

ブラコンはソリストを立てながらもこのオケの芳醇な響きを身上にした演奏。

とにかくこのホールは音響が素晴らしい。ものすごく広いというわけではないけど、天井が高く、ステージの奥行きがかなりある。

ソリストはもう少し全体的に溜めが欲しかった気もするけど、音色は素敵なものを持っていると感じた。

後半はシューマンの2番。

速めのテンポで草書体の指揮。日本に客演した時のように細部に神経を張り巡らすわけではなく、オケを完全に信頼しきっているのが伝わってくる。

手拍子が鳴るホールに鳴り響いたアンコールはブラームスハンガリー舞曲第1番。

終演後、楽屋に挨拶へ。

既に日本人の方がら4人いらっしゃったが、その後で日本では聞けないぶっちゃけ話を色々聞けた。日本の音楽会の近況や今後についてなど。

係員にも団員からも愛されているのが、つらいほどよく分かった。

これで来シーズンで終わりとはあまりにも悲しい。

明日はケルンへ行って、リヒャルトのアラベラを鑑賞予定。

ヴッパタールから近いので助かる。

少し朝はのんびりするつもり。