今日はラン・ラン出演の日。
やっぱりラン・ラン人気が凄くて、何度もステージに呼ばれるもアンコールはなし。
なかなか拍手が鳴り止まず、最後はコンマスを連れてステージを去った。
テクニックはもはや疑うところはないんだけど、ペダルはほとんど使わず音はブツっと切るし、テンポの動かし方がかなり激しくてアクの強い演奏。
譲れない拘りと取るかは人によって分かれそうだけど、自分は共感できなかった。
よくネルソンスとオケが合わせたなと感心w
強いて言うなら、第2楽章以降のテンポを落とした抒情的な場面から第3楽章の一気呵成で弾くコントラストは見得を切ってるようでも決まるとカッコいい。
後半のショスタコーヴィチは昨日と同じく盤石の出来。75分くらいかかっていた。昨日の方が幾分テンポが遅かったような気が。
昨日は皆無だったのに、今日は出待ちが多く、ネルソンスとあまり話す時間はなかったけど、昨日買ったCDを持ってくるねと言ってたので、それを見て喜んでくれてた。
昨日よりは元気な様子だった。ファンに丁寧に応対する姿には頭が下がる。
今日でこの公演終わりかと思ったらフランクフルトがあるのか。
自分は明日のベルリンで今回の旅に幕。