今日はヨーロッパ旅行を締めくくる、最後のコンサート。
ブロムシュテット/ベルリン・ドイツ響のモーツァルト交響曲第34番とブルックナーの交響曲第7番。
貫禄の横綱で曲に対してあくまでも自然体。これが85歳に達した境地なのかとしみじみ。かといって、枯れた様子は皆無。後者でトランペットが1箇所落ちた以外が完璧だった。
音のデュナーミクはそこまで大きくなく、ピアニシモもやや強めに聞こえたが、それでも美感を損ねることはなかった。
最後は日本に来たこともあるという、ベルリン市民と出待ち。
サントリーホールが素晴らしいと言っていたので、ミューザ川崎も音がいいよ、とオススメしておいた。
ちょっとマエストロにはおねだりし過ぎたかも。
でも、いい思い出になったなぁ。日本にはよく来ても、なかなかお会いできる方ではないので。