読響第552回定期演奏会
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」 作品62
ヒンデミット:「白鳥を焼く男」(ヴィオラと管弦楽)
ジョン・アダムズ:ハルモニーレーレ(和声学)
先週まで仕事が連日遅かったので、コンサート入れてなかったのが不幸中の幸い。
この日は体調が悪く、お腹ゴロゴロでヒヤヒヤしたのだが、何とか大丈夫だった。
いやー、この日のシモーノは本当に凄かった。
こんなマニアックな曲ほど説得力があるんだなと。
弦と金管の厚みがありながら、縦の線がしっかり揃っていて、かつ繊細。
読響も現代曲でこれだけできるんだぞってのが伝わってきた。
曲が曲だけに客入りは半分程度だったけど、会場はドッと湧いていた。
お腹の調子がアレ凄く悪かったので行かないつもりだったけど、出待ちへ。
読響に移ってからホルンの日橋さんと念願の再開、ヒンデミットのソロの鈴木さん、そしてシモーノに会えてよかった。
特にヒンデミットのうっとりするような場面と、アダムスのハルモニレーレの圧巻の響き。
シモーノさんの凄さを再認識した日だった。
それにしても、これだけの素晴らしい演奏で、先週のマーラーは何だったんだろうって思ってしまったり。
でも、今後も大いに期待。