指揮/ミヒャエル・ザンデルリンク
チェロ/アレクセイ・スタドレル
<曲目>
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 op.107
チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調 op.13《冬の日の幻想》
もともとフルシャがマラ1を振る予定だった演奏会。
名指揮者、クルト・ザンテルリンクを父に持つ、ミヒャエル・ザンテルリンクが登場。
もともとチェリストで、最後にチェリストとして演奏したのがこのショスタコーヴィチのVc1番らしい。
今回のソリスト、スタドレルの演奏は力強く、以前に聴いたクニャーゼフのと比べるとさすがに酷ではあるけど、若い才能を感じさせた。
息子ザンデルリンクは緻密な演奏で、オケを決して煽らない。
チャイコフスキーでも同じことが言えて、デリケートに神経を張り巡らせて、丁寧な演奏をしていた。
最後の最後で爆発的なエネルギーが炸裂したけど。
父と同じく職人気質で、年を重ねるといい味が出てきそうである。
それにしても親子で顔似過ぎw