コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【コンサート】P.ヤルヴィ/N響 ブラームス、ニールセン@NHKホール 2016/02/12(Fri)

NHK交響楽団
第1830回 定期公演 Cプログラム

ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ニールセン/交響曲 第5番 作品50


いつも演奏会で会って終演前も終演後も話す友人がいる。
その人に

#N響はいいぞ

と言われ、さらに日程が被ってしまうことから、チケットを譲ってもらえることに。
パーヴォ・ヤルヴィN響の演奏会に行くことにした。

久々の歌合戦ホール(NHKホール)である。

このホールは歌合戦などのイベントホールのため音がよくないのだが、3階のRという席をゲットできた。
ここの場所が実に素晴らしかった。
ステージからは遠いので、演奏者の顔はメガネ越しでも見えない。
しかし、音は最高にいいのである。

それにしても、#N響はいいぞ と友人が絶賛するだけあって、本当に凄かったN響
正直ここまで凄いとは思わなかった。

ヤンセンの演奏はCDやブルーレイなどで聴いているが、ここまで実演では彫りの深い演奏とは知らなかったし、実演でないと素晴らしさが分からないタイプ。
そして、何よりもパーヴォの棒にノリノリで反応するパーカッション、ギラギラした木管、伝統を引き継ぎながらも分厚く有機的な弦。
ベラボウに巧いんだけど、テクニックが前面に出ず、音楽を感じさせるところが最高である。

この日は皇太子殿下が来られたのでサイン会はなし。
それでも長い行列を作り、右往左往するN響の出待ちは他にはなくちょっと不気味さを感じた。

でも、パーヴォ/N響ヤンセンが素晴らしかったので、それぞれのコンサートに行くことを決意したのであった。

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