コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【欧州現地指導】2018/01/27(Sat) - 2018/02/10(Sun) Day1 羽田からベルリンへ

実はヨーロッパに行くのは約3年ぶり。

1年前に行く計画を立てていたけど、激務のせいか、ノロウィルスにかかってしまい、渡欧を断念した経緯がある。

前日には下しはなくなったけど、ヨーロッパの食事を摂ったら確実にぶり返すと思って、泣く泣く断念。

会社の人には行っておいでよと言われたけど、医者にも運動含めてダメと言われたので、家でひたすら映画を観ていた。それで逃げ恥を観て、星野源を知ることになったんだけど。

 

今回の旅行は半年以上前から計画していて、最大の目的は次期ベルリン・フィルのシェフである、キリル・ペトレンコの「ジークフリート」と「神々の黄昏」。これに前後で公演を加えていったら、かなり長い計画になった。

まあ、今までの仕事は外資だし1-2週間休みを取るのは問題なかったし、以前も転職に伴う有休消化で1ヶ月休み取れたりしたので、そのタイミングで旅行には行ってた。

 

さて、旅行記。

前日は21時に帰宅して、出発の準備を済ませて寝たのが25時。

5時半に起床して、タクシーを捕まえて(前日配車断られた)、6時半初のリムジンバスで羽田へ。

少し混んでいたけど、空港へは早めに着いた。

電源プラグが見つからなかったので購入、

 

ファーストクラスのチェックイン。Fクラスに乗るのは10年ぶりだ。

貯めた18万マイルで。

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パスポートも更新後なので、初スタンプ。

 

免税品では久々にDiorの香水を購入した。

かなり気に入ってて、今でも毎日使っている。

 

Fラウンジに潜入。

JALで10年前に乗ったときのようにマッサージサービスはなかったけど、食べ物も充実していて実によい。

今は個別の空間を大切にしたい、ということなのか、壁に仕切られているBOXも目立つ。

ここだと要人や著名人も使うだろうから、そういう配慮もあるのかも。

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自分は飛行機を見たかったし、窓側が好きなので、ここに座る。

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料理を運んでもらうことも可能なんだけど、自分で見てみたかったので、ちょっと距離はあるけど、厨房のほうへ。

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ダイニングテーブルがあるので、基本的にはここで食べるように設計されてるのだろう。

 

ラウンジだけでも楽しいんだけど、いよいよ搭乗時間。

自分は優先搭乗には興味はなく、いつも最後のほうに乗るのが好きだ(もちろん迷惑かけない程度に)。そこまで機内に荷物持ち込まないし。

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チーフパーサーさんからの挨拶があり、ウェルカムドリンクが出される。

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ログブックを預けて、パジャマに着替える。

Fクラスだと、とても着心地のよいパジャマを出してくれる。

これは本当に楽。

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座席はこんな感じになっていて、隣の顔はほとんど見えない。

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席は結構空きがあって、自分以外には3-4人といったところ。

 

最初にシャンパンとアミューズ

シャンパンは2種類あるんだけど、最初オススメされたキュヴェを飲むんだけど、

後からロデレールも飲むことにした。

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その後アペリティフ。 ロブスターのサラダ仕立てキャビア添え。

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ガーデンサラダとコーンスープをいただいて、

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メインディッシュはもちろん肉!

 

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赤ワインは家で飲んで時に悪酔いした覚えがあるのでちょっとためらったが、やっぱりいいワインは違いますね。

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食後のデザートと食後酒頂いて

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おやすみなさい。

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寝不足だったのと、美味しいお酒飲めたので実にぐっすり寝られた。時差ボケは全くなし。 ちなみに飛行機内は$19.99取られるけどネットできるし、 f:id:willemer:20180127115740j:plain

ウォシュレットも完備。

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着替え用の台もあり。

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起きたら旅の後半で、軽食が用意された。

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ちょっとさっぱりものが食べたかったので、フルーツも。

※実はちょっとお酒飲みすぎて頭痛かったけど、水飲んでフルーツ食べたらすっきり。

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いよいよフランクフルトに向けて降下開始。

 

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ログブックもちゃんともらって、本当に一生に残る最高のフライトだった。

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予定通りフランクフルト到着。

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ここからはイミグレ通過して、EU圏に入国。そこからターミナルをまたいで、また手荷物検査を受けてベルリン行きのフライトに。

 

ちょっとフランクフルト空港が濃霧の影響で遅れていたけど、飛んでしまえばほとんどディレイはなかった。

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ルフトハンザの国内線ビジネスクラス

空席だらけでほとんど自分しか座ってなかったけど、食事は結構いい。

でもさすがにお腹いっぱい。

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無事にベルリンのテーゲル空港に到着。

ここでは荷物のピックアップに時間がかかってしまう。

 

首都の空港なのに、鉄道は通っていないし、前の便と荷物がごちゃ混ぜ。

ちなみに新しい空港は建設中なのだけど、建築法に引っかかる欠陥が見つかって、着工から10年くらいかかるがまだオープンの見通しは立っておらず、入れ物だけがある状態らしい。

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それでも時間はあったので、タクシー拾ってそのままフィルハーモニーへ。

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チケットは当日券も出ていたらしいけど、飛行機の時間が読めなかったので、到着してもしチケットがあればと思って「Suche Karte」(チケット探してます)を初めて掲げてトライしてみたがダメだった。

他にも何人かいたけど、運良く譲ってもらえた人もいるみたい。

やっぱりドイツ語できる人が強い。

 

自分も最低限は話せるつもりだけど、本当に観光で困らない程度。

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仕方ないので、ホテルにまたタクシーで移動。Mitteなので€5くらいで到着。

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一人でいるにはちょっと大きすぎる気もするけど、これで1泊1万弱。

 

さすがに24時間以上起きていたので、現地時間の24時には寝た。

長い長い旅の始まりである。