コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【雑記】新型コロナウィルスと転職 2

前回の記事

【雑記】新型コロナウィルスと転職 1

https://willemer.hatenablog.com/entry/2020/05/27/120710

の続きである。

 

コロナ禍の前から転職は考えていたことは前回書いた通りであるが、去年は某プロジェクトで転職に割くエネルギーもなく、年末年始の休暇でようやく心身ともに休めつつ、今後について考えることができた。

 

そして、ようやく転職に向けて動こうと思った矢先に新型コロナウィルスの騒ぎが起きた。

現職は世間よりかなり早めに反応し、1月下旬から週5で在宅勤務となった。

 

前回も書いたが、コンサートやライブなどの趣味を手放さざるを得なかったことで、逆にフットワークが軽くなったし、早めに動かないと転職マーケットが更に厳しくなると判断した。

 

転職のポイントは以下。

・現職はほぼ年収の12分割。

・しかし、残業代に依存している部分が多いので、これを機にベース月給を上げたい。

 

選択肢はいくつかあった。

 

コンサルティングファーム

メリット:昇進すれば給与はすごくよくなる。

デメリット:客先常駐メイン(しかし未体験)。激務。

 

・ITベンダー

メリット:わかりやすい給与体系。月収が高め。

デメリット:M&Aが多く、そのタイミングでリストラが発生しやすい。

 

SIer

メリット:給与そこそこ。プロダクトの組み合わせという、武器である総合力を活かせる。

デメリット:客からのプレッシャー。

 

・事業会社

メリット:経験業種であれば、経験値活かせる。

デメリット:大幅な給与増は望みにくい。

 

コンサルティングファームSIerは人手不足なので、今回のコロナ禍の影響はそこまで受けていなかったが、前者は未経験なので年収が下がりそうなので早めに断念。

1社は面接に進んだが、給与面から辞退した。

SIerは書類選考から、全然縁がなかった。

 

ITベンダーはコロナ禍でポジションがクローズになることも多く、そのタイミングで狭き門に対して書類選考で負けてしまうことが多かった感じだ。

 

結局事業会社、特に保険会社のITのポジションを中心に探した。

ただ、この業界は一番コロナ禍を受けた業界で、応募していた中で書類は大体通ったものの3分の2は途中でポジションがクローズしてしまった。

 

でも、そんな中でも面接に進んだ3社のうち、2社に絞った。

 

A社

4/21(火) 1次面接

適性検査(SPI)

5/1(金) 最終面接

5/8(金) 人事面接

 

割と家から近くというのがメリット、5/8(金)に口頭オファーをもらった。

しかし、月収が低く許容範囲を超えていた(賞与の割合が多い)。

さらに年収交渉の余地が少なく、5月中のオファーも難しかった。

 

そのA社を尻目に、B社の選考は進み、

 

5/1(金) 1次面接

適性検査(SPI)

5/7(木) 2次面接(人事)

5/14(木) 最終面接(この段階で口頭オファーをもらう)

5/22(金) オファー面談

 

ただ、このオファーの内容が許容できる範囲を超えていたので、年収の再交渉。

このラインを超えれば即決するというラインを伝え、5/25(月)午前に回答があり、サイン。

5/25(月)午後に現職に退職の意向を伝えた。

月収も上がるし、固定賞与3.5ヶ月、変動賞与が1.5ヶ月が乗ってくるので、年収がだいぶ上がる。しかも年4回の支給。

 

現職からは「引き止める材料を出せなくてごめん」とのこと。

後任探しの関係から早く言って欲しかったと言われたが、こちらも最短であることを伝えた。

 

今の職場は6/8(月)が最終日。

その後は6/30(火)まで有給消化になるが、帰省などの遠出は厳しいか。状況を見て決めたい。

 

次の職場は7/1(水)。

場所は品川と遠くなるが、今の時世から在宅勤務が続く可能性もあり、すぐに引っ越しは考えていない。

 

転職が決まるまではメンタル的にきついことがあったが、諦めないことの大切さを改めて学んだ。

現職での経験(成功も失敗も含めて)を活かしつつ、次の職場で頑張っていきたい。

 

次の職場は新しい技術を学ぶことを推奨し、英語を使う頻度も増えるので、自分自身を高めていくことができるので楽しみが多い。

コロナ禍があってもなくても、ベストな会社を選べたと自負している。

 

色々厳しいご時世ではあるが、参考になれば幸いである。

 

有給消化期間は語学の勉強しつつ、読書を進めたい。