コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【無線】【振り返り】2022 ALL JAコンテスト

【暫定成績】

 

目標の300QSOsまでは届かなかったが、前半のつまづきを考えるとまずまず。

 

【獲得マルチ】

 

 

マルチももう少し欲を言えばの部分はあるが、だいたい取れたのではないだろうか。

マルチは絶対取っておくべきところと、取れたらラッキーに思える場所がある(北海道、小笠原)。

5,6エリアは夜のうちに取っておくこと。

沖縄は早い段階で石垣のkw局と交信できたのが大きかった。

逆に高知は粘ってでも取るべきだった。

最初取れなかった京都や山口は待てばくると思っていたら、実際にそうなった。

3エリアはやたら兵庫が多く、和歌山、滋賀は0だった。

(和歌山は呼び周りにはいた)

 

 

【良かった点】

・立て直しができたこと

・パイルを捌くこと、1QSOあたりの処理が速いことがどんどん呼ばれることになる点(こいつ捌くの下手、と思うところに人は寄り付かない)

・諦めずに24時間完走したこと

 

【悪かった点】

・夜に5-9エリアが開けるとわかっていたなら、最初から場所取りは諦めて呼び周りにいってもよかったのでは?

・SSBの特性を事前に把握できていなかった

・コンディションを読みながらQSYを素早くできなかった(風を読む、ではないけど、それに似た感覚が必要)

 

 

 

【当日まで】

ALL JAコンテストはJARL主催の4大コンテストの中でも、HF-50MHzに限定された、ローバンドが戦場になるコンテスト。

デカいアンテナやハイパワーかけられる設備を持った人が有利なのは間違いない。

 

V/Uをアパホテルのようなロケーションから飛ばすスタイルが好きな自分はDNSすることも考えたが、UPL局のススメで自宅から7MHzのPhone(CWなし)に出ることにした。

(成績関係なくCWの練習に出る案もあったが、まだ打鍵すらできていないので断念)

 

しかし、10W縛りでkw局と同じ戦場に出ることがどれだけしんどいことになるとは想像もしなかった。

 

 

【当日】

4/23(土)の天気は気温23℃、湿度60%。翌4/24(日)の夕方に雨が降る予報。

荒天にはならなそう。

あとは電波のコンディション次第。

 

14時くらいには昼寝する予定が16時就寝、19時起床。

 

19時くらいには場所取りをするのはACAGや関東UHFコンテストと同じ。

 

CQを出してなるべく人が多そうな、でも激戦区すぎない場所ということで、7.084MHzを選ぶ。

 

いざ、21時になってスタート。

その前から始まっていたことなのだが、ハイパワー局がどんどん出てきてどんどん被されてしまう。

FMと違ってSSBは周波数の区切りが20KHzではないので、パワーかけた量だけ周りを侵食する。

これによって、場所取りが意味をなくなってしまい、自分からCQを出せなくなった。

7MHzはとにかく場所が狭いので、スペースがなくびっしり。

呼び周りにいくしかない。

ここで大きく出鼻をくじかれて、スコアが大きく伸び悩み、動揺とともに落胆。

 

逆に人が少なくなって、少しすっきりしたところで自分も要領つかんでスコアを少しずつ伸ばしていく。

しかし、2時過ぎにぴったりやんだ。

おそらくマルチバンド組は3.5や1.8に行ったのだろう。

 

明日の早朝であれば早めに陣取ることができて、CQで迎え撃てるので仮眠することにした。

 

3時過ぎに、5時まで仮眠するにした。

カフェイン飲料飲んでいるので眠くならなかったが寝ることにする。

1時間ちょっとだけ寝られた。

 

 

朝にQSOを稼ぐ戦法はうまくいき、7-8時でCQを出せなくなった以外は割と盛り返した。

 

13時頃からコンディション、ORMとQSBがひどくなり、ほぼ1-2エリアしか聞こえなくなる。

仮眠こそしなかったが、少し休んだ。

 

16時以降から徐々に7エリアが聞こえはじめ、6,8エリアが入感してくる。

18時台に7.084を土台にして、大きくQSOを伸ばす。

ここではコールを聞き直さないように読みながら入力したことで、どんどん周りが読んでくれることがわかった。

1-9エリア全般からたくさん呼んでもらえたのは今回一番嬉しかった。

 

逆に19時台は近隣周波数のQSBが発生した時にQSYをせずに周波数にこだわってしまったため、場所を失い、大きくQSOを落とす。

そして遠方の局も聞こえない時間に入っていく。

 

20時台に再度7.084が復活し、2030まではそこでQSOを稼ぐ。

しかし、2030にQRMが発生し、ガチガチに埋まったバンドでどうすることもできずに終了。

 

 

【結果を受けてと今後について】

CWの勉強をしているが、CWをやってみて楽しくなるか、CWを学ぶことでコンテストや無線のさらなる高みを目指すか。

結局は自分がどこを目指したいかである。

来年のALL JAの目標を今すぐ答えろと言われても分からない。

ACAGは去年のリベンジになりそうだけど、ALL JAは運用スタイルなども含めて大きく考え直した上で参戦したい。

移動運用でどれだけ強力に入感するかを体験するかでも、自分の視野を広げることになるはず。

 

まずはGWに入る前にCWデビューをしてみたい思いは強いので、そこをクリアしながら色々考えればいい。

広い視野を持ちつつ、しかし反省は必ず活かす。