コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【旅行】旅行中のトラブルあれこれ、総括(2/3)

・5/11(Sat) 

(続き)

この後、コジ・ファン・トゥッテがゼンパーオーパーであるので仮眠を取った。

コンサート前にしてはぐっすり寝られたが、起きるのが非常に辛かった。

ゼンパーオーパーまで歩いて5分とは聴いていたが、実際歩くと10~15分はかかったと思う。

演出は面白かったが、モツが割と苦手な自分にとってはちょっと疲れてしまった、かな。

日曜日なせいか店はしまっていたので、ファーストフード店でビールだけ買って帰る。

栓抜きがなかったからスプーンを強引に栓抜きに使ったが、その時に手を少しだけ切ってしまう。

そうだ、ちょうど誕生日プレゼントにオランダでもらったクッキーを食べようと思い、ビールのつまみに。

24時頃就寝。

 

5/12(Mon)

・朝7時くらいに目が覚める。トイレに起きる。その時は昨日出たような普通の便だった。ところが、再度9時に起きた時にお腹は痛くなかったが、お腹がゴロゴロいいだして、完全に下した。水のような下痢。

もう何が何だか分からない。とりあえず熱はなさそうだし、食欲もありそう。

残りわずかになった正露丸を飲んで、とりあえず朝は軽めの食事にしておいた。

パンと水とヨーグルトだけ。その後はトイレにはいなかった。

ただ、体は疲れているようだったので、コンサートまで時間あるし、たっぷり寝ることにした。

夜はゼンパーオーパーでグリモー/ヤルヴィ/GMJOの演奏会。

出待ちしようか迷ったが、結局することに。

サインと写真撮ってもらって帰宅。

 

ビールがいけないのかな、と思い、近くのレストランでワインを2杯。

帰ってから昨日の残りのクッキーを食べる。

24時就寝。

 

 

5/13(Wed)

朝になり、また同じような下したをした。しかも今度は熱があり、フラつきがかなり酷い。

正露丸ロキソニンがなくなったので下痢止めと鎮痛剤を購入する。

病院行ったほうがいいと思うけど、プラハ行かなきゃないから、とりあえず薬でなんとかしたい、と話して上記の2つを買う。

ただし、2日以内に医者に行ったほうがいいと薬局で言われる。

プラハ行きの電車の乗り込むが、熱が38℃超え。もうフラフラと全身の倦怠感が強い。

プラハのホテルにタクシーで直行して、医者の相談をする。電話をして費用を聞いたらチェコとはいえどやっぱり国際病院は高い。

保険に入って来なかったので自腹なのだが、2500-3000CZK(2.5-3万)はかかるとのこと。

しかもそれが最低ラインなのかも分からず、しかも外は雨が降っていたので諦めた。

ちなみにプラハの医者は給料がそんなによくなく、ドイツ語やロシア語が話せる医者はいるが、英語となると国際病院(International Hospital)になってしまうという。

 

結局、解熱剤を飲んで、19時起きた時の体調でプラハの春に行くか決めることにした。

ちなみに泊まったホテルはクラシカルなホテルだが、清潔感はあり。

ただし、コンセントがベッド周りにないのが不便だった。

 

19時、お腹も今のところは大丈夫なのでとりあえず水以外は口にせず、プラハの春へ向かった。演奏は体調が回復したような気がするほど素晴らしいものだった。

帰りもタクシー。近所の売店が夜遅くまでやっている(チェコは小さい売店が23時くらいまで開いており、そこで色々買えるから、その点ではドイツよりは便利)。

明日下しても仕方ないと思いつつ、とりあえず何か食べなきゃと思い(前回よりは食欲はあり)、サンドイッチを食べる。

23時半頃就寝。

 

 

5/14(Wed)

朝に下さなかったし、食欲もそこそこあるので、朝食をとる。

でも、コーヒーなどは一切飲まず、パン、ゆでたまご、ヨーグルト、あとちょっとだけスクランブルエッグ。飲み物は水とフルーツジュースのみ。

日本のかかりつけの医者に電話をしてみた。

あと少しなので、土曜日まで何とかしたいが、体の不調がずっと続いている。

食べられるようにはなったが、熱は下がらない、と。

病院行くか、どうしようもない場合は大使館に駆け込むしかないかもね、とのこと。

大使館に駆け込んだ場合は送還、病院へ搬送だろうとのこと。

そうした場合、成田の検疫から病院直行になるし、もし大病でも患っているものなら、長期入院もある。

今の職場は来週の最後で退職することが決まっている。もし入院などになったら、次の会社へ迷惑をかけてしまい、本当にどうなるか分からない。しかもドライな企業なので、、、

もうこの考えが帰国までループすることになった。

 

とりあえず、食欲は出てきたので、昼のサンドイッチも買ってきて、横になることにした。外は晴れていたが、気温が10℃くらいしかなく、歩くと熱が上がってしまうので、コンサートまで体力を温存することにした。

今日はコンサートにはなんとか行けそうである。

そしてプラハの春2回目(開催3日目)に行ってきた。昨日のようにカメラは入ってなかったが、相変わらず日本人のツアー客が多い。中には着物をきたおばさんもいた。

やっぱり音楽祭なんだなーと思った。日本円で1万弱と安いけど。

 

ホテルに戻った後にサンドイッチを買おうと思ったら、既に売店がしまっていた。

気付いたら23時半。

コンサート後は体調がよくなる気がするので、食欲も出てきているので、これひょっとしたら、メンタル面の疲れかな、と思い始める。

 

 

5/15(Thu)

もう旅も残り2日間なので、予定通りに移動することにした。

移動ならなんとかなるので。

ただ、この日が一番つらかったように思う。電車でドレスデンに戻ったが、熱はまた38℃超え。

体力の消耗が激しく、お腹は空くが、熱により食欲が削がれる感じ。

先日泊まったドレスデンのホテルに行く。

チェコも魅力的だが、やっぱりドイツに戻ると「帰ってきた」感じがする。

物価は高くなるけど。

この日はティーレマン室内楽コンサートだったが、€18だったし、ぎりぎりまで迷ったがパスすることにした。20時から1時半、そこからさらに6時半くらいまで寝た。

 

(続く)