コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【欧州現地指導】2018/01/27(Sat) - 2018/02/10(Sun) Day12 Iさんとランチ、エラス=カサド/ミュンヘン・フィルのコンサート

2月6日(水)。

旅も残すところ、あと3泊4日。

コンサートは残り3つである。

 

ミュンヘンはどんより曇り空。

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今日はランチがあるので、朝食はほどほどに。

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今日はIさんと4年ぶりのランチ。

彼とはもともと同じ美容院に通ってるってことで知り合ったけど、初めて会ったのはここミュンヘン。確か6年くらい前。

時々日本にも帰ってきてるけど、ミュンヘンで会ってることのほうが多いかもしれない。

前回は彼がミュンヘンにいなくて会えなかったので、今回が4年ぶり。

 

場所は中心部からはちょっとだけ離れたイタリア人が経営するイタリアンレストランで。

ドイツ料理はさすがに飽きたでしょうってことで、彼の提案で。

 

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彼はクラシックも聴く、ピアノも弾いて多趣味なんだけど、去年の夏あたりからロードバイクにハマってるらしく、特にグランツール観戦がきっかけなんだとか。

自分はすっかりこの頃ロードバイクには乗らなくなっていたけど、グランツールのハイライトなどは観ていたので、すっかりロードバイクの話に。他には欧州の車事情やら。

4年もあってないと話題も色々と尽きないんだけど、今後来た時には暖かい季節にロードバイクで一緒にサイクリングしたいねってことで、3-4時間話してお別れ。

 

この後3月に東京で再開するとは思いも知らなかったんだけど。

 

一旦ホテルに戻る頃には雪も降ってきた。

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一旦軽めに仮眠をしてから、コンサートへ。

すっかり雪が積もってしまった。

ここからガスタイクザールまでは5分で着くので全然問題はないけど。

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今日はエラス=カサドの指揮でハイドン交響曲第50番、シューベルト交響曲第3番、そしてドヴォルザーク交響曲第7番。

協奏曲をおかずに交響曲3つというは珍しい気もするけど、選曲のセンスもいい。

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古楽器奏法を得意とする、エラス=カサドだったが、ミュンヘン・フィルもしっかり対応どころか、楽しそうに指揮をしていて、改めてこのオケの能力の高さを知るとともに、両者の相性はよさそうだ。

ドヴォルザークはピリオドにこだわらず、堂々としたいい演奏だったと思う。

本当はこの2日後のハイティンクの演奏と比較したかったのだけど。

 

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帰りは結構雪が積もっていた。

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今日もホテルに戻って、バーで軽く一杯と軽食。これで1000円ちょい。

Iさんに教えてもらってから、ラードラー(南ドイツで人気を高めているビールとレモネードからできる炭酸飲料)を飲んでるんだけど、「ラドラー」と言ったところで通じなくて、「Radler」の[r]をしっかり発音するようにと、店員さんが教えてくれた。

ミュンヘンの人たちは、ドイツ語で話したがるし、こっちもその素振りを見せると親切に教えてくれるから好きだ。

 

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明日はいよいよ、キリル・ペトレンコによる「神々の黄昏」である。