【本の感想】危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法

氏の本は読みやすいので、ついつい読んでしまう。

「新しい生活様式」こと、ニューノーマルと戦中の「大政翼賛会」の類似性、今後社会に起きる分断、更に広がる格差雇用形態の変化や今後求められていくこと、不安の時代における宗教からの捉え方、最後の章では日本の防衛の転換点でもあることを記載している。

今後起きることを様々な過去の類似点から鋭く予測しているが、他の著書に比べると、結論の部分が少し弱く感じられたのは気のせいだろうか。

内容的には文句ない。

評価：★★★★

危機の正体　コロナ時代を生き抜く技法 (朝日新書)