仕事休み取れたので、2日前にチケットを購入。
文化会館はいつぶりだろう。
少なくともコロナ禍以降は来ている。
当日チケット受取の窓口に行ったが、現金不可って初めてみた。
それ以外なら見るのに。
これは事件だ。
前はここも使えたのに、コロナ禍以降閉めるようになった気がする。
消毒やら掃除が大変なのかな。
都響の縦の線は現代音楽によく合う。
前半から繊細な音で、弦楽四重奏もよかった。
アンコールの曲も繊細な弦のタッチがよき。
後半のハルモニレーレの冒頭は今まで聴いた中ではスローテンポ。
昨日のサントリーホールはもっとテンポが速かったらしいので、のデッドな環境を意識したものなのかもしれない。
弦が特に綺麗でチェロが秀逸。ただ、シンバルのfffはかなり耳についた。
某音楽監督が鳴らす時のあの嫌なフォルテの音を思い出してしまった。
ただ、全体的に都響は作曲家を前にして献身的に応えていく。
特にTpの岡崎さんと相方は終始笑顔で冒頭のリズムにも首を振りながら、ノリノリで吹いていた。
あと、Hnは首席の西條さんがいなかったが、3番の岸上さんは乗っていた。
コーダのベルアップは感動的だったと思う。
テンポが速いところはもう少し切れが欲しい気もしたけど、緩徐部分での歌わせ方はさすが作曲家自身そのものだった。
終演後。
サインはなしらしく、アダムズ、エヌメ弦楽四重奏団との写真撮影タイムあり。
ハルモニレーレは好きな曲なので、他の指揮者でももっと実演を聴いてみたい。
前回はワールト/N響、その前は下野/読響だったと思う。
昨日のサントリーとの比較もしてみたかったが、両日行った方の感想によると、今日の方が演奏の完成度は高かったらしい。