コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【欧州現地指導】2018/01/27(Sat) - 2018/02/10(Sun) Day5 ミュンヘンへ、キリル・ペトレンコの「ジークフリート」

いよいよ前半のクライマックス、キリル・ペトレンコの「ジークフリート」の日。

 f:id:willemer:20180806160843j:plain

 

 

朝ご飯をしっかり食べて、タクシーで空港に向かう。

 

f:id:willemer:20180806160827j:plain

f:id:willemer:20180806161310j:plain

 

欧州は飛行機での移動が非常に面倒。

手荷物は全然預けないので、検査は混むし、テーゲル空港は手狭なので、他の便と被ったりする。

 

f:id:willemer:20180806161300j:plain

f:id:willemer:20180806160408j:plain

f:id:willemer:20180806160351j:plain

 

 

それでもなんとか乗ることができた。

 

今回は特典航空券と別に買ったので、エコノミークラスで移動。

アップルジュースと炭酸水という、お決まりのパターン。もちろんドイツ語で話している。

 

f:id:willemer:20180806161027j:plain

f:id:willemer:20180806160901j:plain

 

無事ミュンヘン空港に到着。

ここも3年ぶりか。全然変わっていない。

ベルリンと違って、14℃もあるのでとても過ごしやすい。

 

f:id:willemer:20180806161240j:plain

f:id:willemer:20180806161251j:plain

f:id:willemer:20180806161106j:plain

 

日本路線以外でも、ログブックは欠かさず。

 

電車で市内に移動。

f:id:willemer:20180806160758j:plain

f:id:willemer:20180806160429j:plain

 

ホテルに15時くらい到着。

f:id:willemer:20180806161146j:plain

f:id:willemer:20180806160851j:plain

 

かなり新しいホテルで、近くにはポルシェの中古車センターなどがある。

 

ホテル料金は前払い。部屋が多いからであろう。

 

f:id:willemer:20180806161117j:plain

f:id:willemer:20180806160814j:plain

f:id:willemer:20180806161216j:plain

開演まで2時間なので、ちょっとだけ仮眠をしてから出かける。

 

久々にスーツ着たけど、きつくてなかなか入らない上に、靴がむくんで全然入らない。

痛くて歩くのも大変。

 

f:id:willemer:20180806160323j:plain

 

バイエルン国立歌劇場の前は何度か通ったことあるが、中に入ったのは初めてである。

途中デモやってる横をくぐり抜けてきた。 

 

f:id:willemer:20180806161005j:plain

 

f:id:willemer:20180806161014j:plain

f:id:willemer:20180806160935j:plain

 

f:id:willemer:20180806161045j:plain

 

ロビーにはカイルベルトワルター肖像画が飾られていた。

 

f:id:willemer:20180806160955j:plain

f:id:willemer:20180806160922j:plain

f:id:willemer:20180806161036j:plain

席はちょっと左寄りになるが、ピットが見えて、しかもキリル・ペトレンコの顔が見えるので最高の席である。

 

f:id:willemer:20180806160946j:plain

 

さすがオペラだけあって、コンサートよりも更に着飾った人が多い。

 

ミュンヘン全体的に言えることだが、ベルリンに比べて、圧倒的に富裕層が多い。

車も高級車が目立つ。

 

ちなみに靴擦れはこんなに酷くなっていて、もはや歩行困難。

f:id:willemer:20180806160833j:plain

さすがオペラだけあって、コンサートよりも更に着飾った人が多い。

 

ミュンヘン全体的に言えることだが、ベルリンに比べて、圧倒的に富裕層が多い。

車も高級車が目立つ。

 

さて、キリル・ペトレンコの「ジークフリート」開幕。

もう夢を見ているかのような、陶酔的な響きが印象的だった。彼の「ばらの騎士」が絶賛されていたもかなり納得がいく。

 

ティーレマンのような重厚なワーグナーを好む人は好きではないかもしれないが、従来のワーグナー像に全く囚われることなく、楽譜に真摯に向き合い、ゼロベースからワーグナーを構築する。それゆえ、響きが本当に新鮮なのだ。

そして、ペトレンコ、歌手、オケともに、とても楽しそうに演奏している。音楽を奏でる悦びに満ち溢れている。

 

休憩中の国立歌劇場前。

f:id:willemer:20180806161206j:plain

 

終演後、ペトレンコがカーテンコールで5回も呼ばれたのも納得。

一生の思い出に残ることは間違いない。

「神々の黄昏」よりも「ジークフリート」が好きなので、これだけでもう満足。

 

f:id:willemer:20180806161056j:plain

f:id:willemer:20180806160747j:plain

f:id:willemer:20180806160417j:plain

f:id:willemer:20180806161022j:plain

f:id:willemer:20180806161125j:plain

f:id:willemer:20180806161156j:plain

f:id:willemer:20180806160804j:plain

 

 

帰りはホテルに戻って、軽食を摂りながら余韻に浸っていた。

f:id:willemer:20180806160335j:plain