フルシャのコンサートが終わった後、あまりにも眠かったので快活で少し寝ることにしたが、秋葉原が満室だったので、池袋にとどまることにした。
1時間だけ寝たけど、それでも全然身体が違い。
麴町駅から土砂降りの中、10分前に到着。
こっちも万難を排して参戦。
NHKの中継車が来ていたので、これはカメラ入るだろう。
4Kの撮影かな。
ということは、、、と思ってたけど、その予感は的中する。
トリオ・ヴァンダラーは初めて聴いたけど、本当に懐の深い音楽。
特にVnの音の柔らかさ。Vcもピアノも全体的に柔らかいんだけど、いつも葵トリオが基準となってしまうので、その対比にいい意味で驚いてしまった。
まずびっくりしたのは譜めくりで葵トリオの秋元さんが出てきたこと。
それだけ間近で得たいものがあるという意欲を感じたけど、自分たちがどう目指したいかということを既に考え始めているんだと思う。
後半のメンデルスゾーンもさることながら、前半のブラームスが個人的には実に響いてきた。聴いてて幸せになるというか。
アイコンタクトは少ないんだけど、阿吽の呼吸で淡々と進めていく姿は30年の信頼の証だろう。
アンコールはベートーヴェンから。
これも本当に彼らの持ち味がフルに活きた名演だったと思う。
終演後、サイン会などはなかったが、葵トリオが売り込みかけていた。
もうとっくに完売したとばかり思ってたけど。
終演後に伊東さんに昼の感想を伝えた。
フルシャの前の時代が分からないので個人的には比較ができないんだけど、フルシャさんが変わったってみんな言うんですよねーと言っていた。
もっと話したいことたくさんあったし、トリオ・ヴァンダラーの感想も聴きたかったけど、タイムアップ。
このあと用事があるので、と事務方の方から制止が入ってしまった。
この2日間で最高の演奏が3つも聴けて充実していたと思う。
ちなみに葵トリオは3回券で押さえていているので、この日は買わず。
10月の演奏会はまた最前列。
少し出遅れたので中央ではないけども。
次は7月か9月かな。