今日は万難を排して、紀尾井町サロンホールへ。
名前は知っていたけど、入るのは初めてだと思う。
紀尾井ホールからも近い。
1階が室内楽ホールになっている。
今日は珠玉の室内楽ということでこの3人。
トリオなんだけど、ヴァイオリンではなくクラリネット。
自由席ではあるが、開場と同時くらいに着けたので最前列に座ることができた。
今日はプレミアム席ってこともあったけど。
最前列はテーブルが置いてあった。
しかも1ドリンクサービス付き(車なので、ノンアルコールビールで)。
そこから伊東さんのソロ(守重さん伴奏)
守重さんのソロ
ベヴェラリのソロ
と続く。
文字通り珠玉の室内楽で最高過ぎた。クラリネットとチェロの濃厚な表現に艶やかなピアノが加わって、こんなにこのトリオが素晴らしいとは。
伊東さんのコル・ニドライは約20年ぶりに弾いたそうだけど、もっと知られて欲しい曲だし、メインのブラームスのトリオの厚み!
アンコールはハンガリー舞曲の6番。
ベヴェラリが、ハンガリー舞曲はオケで1.5番ばっかりで弾き飽きたので、もう演奏したくない、6番はクラリネット用に編曲して、吹くのが初めてなので楽しみと言って笑い誘っていた。
日本語も達者でフランス音楽も好きなんだとか。
とても面白い方。
またこの3人で共演して欲しい。
守重さんはソロもいいけど、伴奏側でソロを立てる時の美音が素晴らしいと思う。
帰りは演奏者でお出迎えあり。
こういう室内楽演奏会は大好き。まあ、関係者ばかりなことは多いけど、伊東さんは特にいい人なので、いつも楽しく話してくれる。
ついつい話が盛り上がってしまい、宗次ホールやその前の都響の時まで話がさかのぼってしまったけど、待っている方もたくさんいらしたので、明日のフルシャが乗り番だそうなので、また聴きに来ることを伝えて引き上げた。
このコンビはとてもいいので、またやってほしい。
伊東さん、明日から7月まで都響全部乗るそう。
本当にタフだなぁ。
来週のブルックナー、行きたいけど、仕事でかなり厳しそう。
来週の金曜日は休み取れないし。