コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【総括】全市全郡コンテスト 2023

去年は旧居のアンテナのトラブルから9月末にARTしたし、モチベもずっと下がっていたので、去年8月くらいからコンテストを休んでいた。

新居に来てからも思ったように旧居のように飛ばすことが出来ず、ノイズに悩まされたが、ルーフタワーを上げてやっとモチベーションも回復。

 

部分的ではあるけど、6DやFD、オール神奈川、XPO、愛・地球博とコンテストにもCWで出始めて、モールスランナーはほぼ毎日155日間、10分4セット続けた。CWも都内に出かける日以外は毎日10局は必ずやるようにしていた。

それなりには準備し続けてきたつもり。

 

今年のテーマは「電話から電信電話への転換」。

CWをやっていくうちに電信の方が楽だなと思ってきた。

愛・地球博コンテストの7MHz部門でそれなりの成績が出せたことと、自宅からオールバンドでは勝ち目がないので、7MHz部門に絞って出ることにした。

疲れが残ることも考慮して、火曜日も有休を入れた。

 

【当日】

竜王戦2日目と重なっていたが、一日目で既に藤井竜王が優勢となっていたので、昼間に勝ちを確信してからは終局まで見届けることなく、16時くらいには仮眠した。

 

19:00

目が覚めたときは場所取りがまだ全然始まってなかった。

 

20:00

ぎりぎりまで寝た。430の場所取りに比べてれば全然緩い。

ダッシュでコンビニへ。

 

【食料】

コーヒーL、レッドブルシュガーレスx2、お茶2L、とんかつ弁当、おにぎり2個、納豆巻き。フランスパン1個

 

翌日21時まで外には出られないので、多めに食料を買う。

これでも足りないかもしれないが、計算上は大丈夫。

 

20:20

ご飯を食べる。

ちょっと重たい気もするけど、アドレナリンが出ること考えれば大丈夫だろう。

 

20:30

場所取り開始。

まだ空いていた。オンフレで7.012MHz取れた。

あとはひたすらメモリしておいたCQを出すだけ。

完全にオートキーイングの設定には出来ていないので、相手のコールサインだけ手打ち。

 

20:40

やっと埋まり始める。参加人数が少ないではと思っていたが、そうではないかも。

ちょっと幅寄せくらいそうになるが、CWで100W出ていれば、ちょっとのことでは怯まない。

下の方(ここでは1番呼ばれやすい7.010付近)を取るのも考えものかもしれない。

430に例えるなら、430.00前後。

 

21:00

いよいよ開戦。聞いたことのないパイルで頭が真っ白になってしまった。

パイルの練習は後半の方ではやったが1番やってなかったし、実戦でCQ出すのが不足していたツケが出てしまった。

というのもオンフレで呼んでくれる局はDSCWにしっかり出てくれるが、そうでない局はどんなに強くても解読してくれない。10KHzくらいズラして呼んでくる局への対処法がその場で思いつかずにパニックに。

わずか10分で場所から撤退。呼び周りにいくことに。

これが致命傷となる。

22時台に少しSSBにいったけど、とにかくコンテストナンバー取るのに苦労している局で順番待ちになるのが嫌でまたCWに戻ってくる。

 

3時前でこのスコア。

知ってる局は250オーバー。

 

この時点で450行けばいいかなと思った。

とても入賞できるスコアではない。

すべて投げ出してリタイアしようと思った。

 

3時過ぎになったらほとんど呼ばれないので、5時まで40分仮眠を取る。

 

5:00

起床。

CQ出すがCWはほとんど呼ばれない。

 

6:00

SSBにいったが一切空いてないので呼び周りだけ。

その割にまだノイズ多いし。

すぐにCWに戻ったら、既に埋まっていた。ただ、なんとか7.017に場所取れたので、ここを去年にCQを出す。

やっと自分のスタイルを確立した。

ハムログの免許状Getsでコールが合っている確認をして、固定局なら95%以上はほぼ免許状と合っているか確認をして、あとは出力をしっかり聞き取るだけ。

ただ、今回結構びっくりしたのが、2nd 3rdチャックを持っている人が多いこと。

トップに出てくる側ではない方でQSOしている人も多かった。

お金持ち多いんだな。

 

CQで呼ばれなくなったので、呼び周りへ。

逃してはならないのが7.030-7.040で呼んでる局。

このあたりにユニークな局が多いのでしっかり取っておく。

このあたりでCQ出し続けて局は、勝ち負けは別にして自分のペースでCQ出している局が多いので、丁寧に相手のペースに合わせてwkdを重ねていく。

新バンドプランの影響か、SSBとの被りが気になったが、なんとか聞き取れる範囲。

 

 

9:26

8時過ぎから、7.015付近でCQ出し続ける。やっと300Q超え。

 

10:30

SSBでなんとか隙間見つけて切り替え。一気にQSOを伸ばす。

 

11:30

やっと400Q超え。

しかし、あの局は500Qは余裕で超えているだろう。

フォロワーさんが呼んでくれるので最後まで頑張ろうと思う。

この調子ならラスト駆け込みのSSB局を味方につければ去年の優勝スコアに届くのでは?と思った。

最後に援交に来てくれる局が多いのは知っている。特にSSB。

そのことを計算に入れながらCWは満遍なく稼いでおく。

 

SSBで呼ばれなくなったところで12:30にトイレに行き、CWに切り替える。

 

14:14

SSBは全く隙間ない。一方でCWは割と大丈夫。

ペースも悪くないので、CWで呼び続ける。

 

16:19

事件発生。

JA1XCZ/4にオンフレで乗っ取られた。

しかもずっとQSOしているところで、QRL?も出さずにいきなり59+30でCQ出していきた。50Wとは思えない強さ。

こっちも負けじとCQ出しているけど、全く聞く耳持たず。

これは確信犯だな。

しかもTwitterを見たら、ガチ参戦ではない様子。

トイレに行って気持ち落ち着かせて、SSBに切り替える。

 

17:52

632Q。去年の優勝スコア超えた。あとはマルチだけ。

SSBに行ったらパイルが止まらず。

 

18:00

ラスト3時間。気張っていく。

\オイショ!/ オイショ! \オイショ!/ オイショ! \オイショ!/ オイショ! \オイショ!/

 

あの差をつけられた局にどこまで肉薄できるかわからないけど、ここからの追い込みなら自分も負けない。

SSBで味方につける話法を知っている。あとは場所が空いているか。

隙間にねじ込むしかない。

 

18:00-19:33までCWでいき、ここからはラストまでSSBで貫くことを決意。

 

とにかく場所を取ったら、明るい声でフレンドリーにSSBの人たちを味方につけてどんどん引き込んでいく。

SSBではやたらQSLカードを求められるが、そこは了解です!とだけ答えておけばよい。CtestwinにもQSLのマークだけはつけておく。

SSBはDupの局が多いが、スピードが肝心なので、Dupですとはもう言わない。

速度的に免許状Getsでコールサインが合っているかのチェックはやっている時間があまりない。どうしても厳しい時にだけやる。

夜になって枯れ気味になっていきて、LやPの局はかなりきついけど、どパイルなっても/6などプレフィックスを取ったり、Hの局でもマルチがどんどん稼げる。

パイルが捌けると分かってもらえれば呼ばれる好循環の法則。

 

20:12

700Q

 

20:20

431マルチ

 

21:00

終了。

まず先に悔しさが込み上げてきた。

とともに呆然としたというか。

 

去年のスコアを大幅に上回っておきながら、上がいて、てっぺんは取れなかった。

自分が知ってる局は 759Q x 451Multi

去年は今年よりcondx悪かったかもしれないし、1局以外と比較してないのでわからない。

一時期は200Qくらいつけられつつも最後は28Q、10Multi差まで追い込めたので、序盤が本当に致命症になったのだと思う。

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【総括】

まあ、コンテストは提出してみないとわからないので結果は最後の最後までわからないけど、入賞は期待できる範囲なのかな。そればかりは蓋開けてみてのお楽しみ。

完全に入賞逃したと諦めていた去年のALL JAでそれは痛感したから。

 

できればてっぺんを取りたかったけど。相手が40wpmで取れるくらいのCWの使い手では、、、

まだ電話の人間から抜け出せてないのかもしれない。

電話はそのまま伸ばしつつ、電信を磨かないとダメだと思った。

まずはDSCWに頼らないスタイルを。

そして、CQを出しまくろう。そして来年は呼ばれるために移動をたくさんしよう。

 

来年は同じ部門に出るかわからないけど、倍返しのつもりで挑む。

藤井竜王名人が負けた相手には完膚なきまで叩きのめすように。永瀬王座のように闘志剥き出しでもいいけど、彼のように静かに水面下でリベンジに燃えるような大人になりたい。

 

ログは出来る限り念入りにチェックしてから提出予定。

 

最後に、コンテストは交信相手がいないと成り立たないし、QSO頂いた皆様全員に感謝いたします。

特にフォロワーさんから呼ばれたときは涙出そうになりました。

今後ともよろしくお願いいたします。