コンセルトヘボウ主義

世界最高のオーケストラ、コンセルトヘボウのことを中心に、個人的に注目している演奏家や音源について書いていきます。

【振り返り】2023 WW CWコンテスト

先月末に WW SSBがあったが、その時は明らかなパワー不足を感じた。

今回はCWなので、EU中心にCWのエンティティを増やすことが目的。

ただ、前回はLoTWに上げる局、上げない局と選り好みしていたが、今回は無視して向き合っている時間はどの局でも積極的に呼び回りしていこうと思った。

 

【結果(暫定)】

200Qくらいは行くだろうと思っていたが、177Q止まり。

 

 

【バンド別マルチ】

【ゾーンマルチ】

 

【レートグラフ】

いずれも10-20m狙いで中心は10m、夕方のEU向けL/Pを使って、EU向けを稼ぐ予定だった。

朝はNAやSA、AS中心で。

2日目の夕方が伸び悩んだ理由は後述。

 

【今回の気付き、反省点】

・エコーかかったQSOが苦手(後述)
・メモリーキーヤーはほどほどに。今回パドル使ってない。せっかくのいい練習の機会なのに
・もう少し耳に頼った聞き方しないとダメ
・SSBよりはパワー要らないけど、200W欲しい
・遠くの局を嗅ぎ分けられる嗅覚が必要なので、もっと聞き込みたい。

・DXステーションは耳がいい。一方で南米の個人局は取り間違いが多い。

・IZSというコールサインは取りづらいらしい。IZ、IZH、IZI、IGZなどなど。耳がいい局は27-28wpmで打っても問題ないけども。次回からはIZ Sと離して打ってみよう。

 

【時系列】

・1日目

 

0653Z = 1553JST   SFI=178 SSN=184 A=7 K=3

数値的にはVY FB。ここのところSSNが急上昇。K indexが高く、少しデリンジャー気味ではあるけど、黒点数がカバーしてくれるかなと思った。

 

午前中はWとBYがっつり。

とにかく強い。10mと15m中心に出ていく。20mはほとんど聞こえてこない。

10mの呼び回りを一通りやったら、15m、20mと上がっていくスタイル。

 

12-14時まではQRX。

日記書いたり、実家行ったり、FT-8でEgyptが出てきたり。

Egyptはwkd出来て、Zone34が埋まり、WAZがコンプリート。

LoTW非対応なので、フィールドチェックをかけることに。

 

15時から再開。

EU向けL/Pでの10mがとてもよく聞こえる。

特にフィンランドスウェーデンあたりが強く、ハンガリー、イタリア、EUロシア、ブルガリアなどが聞こえてくる。

1番欲しいドイツは聞こえてこない。

 

20mはcondxいまいち、VKや南米、クロアチアしか聞こえてこない。

 

19時以降は40m少しやってQRX。WとJA、中国、韓国、フィリピン、インドネシアぐらいしか聞こえてこない。

80mはやる気なかったのでパス。

 

早めに寝て、明日に備える。

ただ、磁気嵐が来るという情報が入り、調べてみると、、、、

 

明日どんな影響があるんだろう。

やってみないと分からないけど、モチベだた下がり。

 

 

・2日目

モチベも下がっていたので、10時過ぎから再開。

1030JST時点で SSN=184 A=38 K=4

昨日ガンガン聞こえていたWは聞こえず、BYばかり。

ただ、東南アジアも聞こえてきたので、バンドスコープから観る限り枯れてる感じではない。

しかし、遠くの局は厳しくなっているのは確かだし、BYの強い信号でもQSBあるから磁気嵐の影響がしているかも。

VX9XYのOPさんの耳が抜群によくて、パイル捌きのリズムもとてもよい。

 

15mにQSYすると、やっとWが聞こえてきた。

 

アルゼンチンの局、20wpmで打ってもIZIと取るし、15wpmで打ったらJI2IZSと...

向こうも諦めていた。どうも南米の局は耳がよくない。

 

呼び回りでもとにかく局が多く、20mは後回しにして、15mの呼び回りやろうと思ってたら、condx落ちてきた。壊滅的ではないが、昨日よりは明らかに悪い。

 

国内でフレンド局が出ていたので、27wpmでやったらキーイングズタボロ。

ショックだったので、23wpmに設定して、国内10局QSOしてから休憩に入った。

40mのcondxがとにかく悪い。30mの方が人が多い逆転現象。

 

 

21.001でイエメンのパイルがあったようだが、全然聞こえず。

D4やV47もかすかに聞こえたが、呼んでる局が強すぎるので諦め。

 

QRXから復帰して、少し遅めの時間だったが、EUが開けてくるのを期待して参戦。

早速イタリアや念願のドイツが聞こえてくる。

ドイツの局も設備がすごくいいので、こっちのコールも問題なく取ってくれる。

www.qrz.com

 

このウクライナのチームも設備がすごかった。

しかもウクライナ人とロシア人からなるチーム。

www.qrz.com

 

しかし、15mと20mで問題発生。

ものすごい酷いエコーで特に15mは信号はたくさん浮き上がってくるのに解読不能

フラッタが落ち着いた頃にはだいぶ局が少なくなっていた。

後から教えてもらってなるほどと思ったが、南極を使ったL/Pは磁気嵐の影響を受けやすいので、S/Pにすることで軽減したと。

全然原理が分かってなかったから、アンテナほとんど動かさないままL/Pに固執してしまったのが反省点。

もっともこの環境でのEU方面でのS/Pは厳しいのでどれだけ入ったか分からないが試す価値はかなりあったと思う。

少しエコーが落ち着いて、15mでフランス、チェコが取れた。

 

その後、20mでウォリス・フツナ、アメリカンサモアをwkd

 

40mは昼間の国内のcondxの悪さがそのままDXでも当てはまるようで、国内のビッグガン、韓国、中国、ASロシアしか聞こえてこなかった。Wは聞こえてこなかったので、このままQRTすることに。

 

【まとめ】

・全体的に力不足。特に弱い信号を聞き取る力が足りてない。これを克服しないと、手の痒いところに手が届かない。

・キーイングが下手になっている。これは国内外にCQ出して鍛えていこう。

・ツールに頼らないで自分の耳で。

・DXコンテストは国内コンテストに比べて出る局が決まっているので、常連になればコールサインも覚えてもらえると思う。

 

というわけで国内もやりながら、DXもやっていきたい。

国内の10QSOという縛りもいいけど、呼び回りだけでなくCQを出すスタイルに変えていけないだろうか?

それをルーティン化すれば力が絶対についてくるはず。

何が弱いというよりは全体的に力不足なので、そうやって底上げしていくしかないだろう。

なにか毎日やることを決めたい。それは年末までに試行錯誤しながら考えていくことにする。

今はそれしか言えない。思いつかない。